投稿者名:yoshimotoharuna

BLOG

すだちの隠れた健康パワーを知っていますか?

レモンやゆずを超える栄養価 スダチって、実はすごいんですよ。小さな緑色の柑橘類ですが、その中には驚くべき栄養素がぎっしりと詰まっています。秋の味覚として知られるすだちですが、その真の価値は味わいだけではありません。 むくみ予防に効果的なカリウムも、美肌や免疫力アップに欠かせないビタミンCも、実はレモンやゆずより豊富に含まれているのです。「すだち レシピ」を探している方の多くは、この小さな果実の持つ健康効果に気づき始めているのかもしれません。 ビタミンCの含有量を比較すると、100gあたりレモンが50mg、ゆずが40mg程度であるのに対し、すだちには約110mgも含まれています。これは柑橘類の中でもトップクラスの含有量です。 カリウムについても、すだちは100gあたり約200mg含んでおり、これも柑橘類の中では優秀な数値です。カリウムは体内の余分な塩分を排出し、むくみを解消する働きがあります。デスクワークで座りっぱなしの方や、立ち仕事で足がむくみやすい方には特におすすめです。 すだちに含まれる栄養素とその効果 すだちの魅力は、ビタミンCとカリウムだけではありません。他にもクエン酸やポリフェノールも多く含まれており、私たちの体に様々な恩恵をもたらしてくれます。 むくみの解消 前述のカリウムに加え、すだちに含まれるクエン酸も血行を促進し、体内の老廃物の排出をサポートします。これにより、顔や足のむくみを効果的に解消することができます。 免疫力アップ ビタミンCは免疫細胞の働きを活性化し、ウイルスや細菌から体を守る力を高めます。特に季節の変わり目や、風邪をひきやすい時期には、すだちを積極的に取り入れることで、体の防御力を高めることができます。 抗酸化作用で疲労回復 ポリフェノールやビタミンCには強力な抗酸化作用があり、体内で発生する活性酸素を除去してくれます。活性酸素は細胞を傷つけ、疲労や老化の原因となりますが、すだちを食べることでこれを防ぐことができるのです。 新陳代謝アップと血行促進 クエン酸はエネルギー代謝を促進し、体の新陳代謝を高めます。また、血液をサラサラにする効果もあり、冷え性の改善にも役立ちます。代謝が上がることで、ダイエット効果も期待できます。 美肌効果 ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠な栄養素です。十分なビタミンCを摂取することで、肌の弾力性が保たれ、

BLOG

子どもの変化は「お年頃」だけが原因じゃない

あの可愛かった我が子が突然変わってしまった? あんなに可愛かったのに、今はなんだかいつもイライラしていて、ちょっとしたことですぐキレる。親の言うことに反発し、会話もままならない。多くの親御さんが、成長した我が子の変化に戸惑い、悩んでいることでしょう。 「お年頃だから仕方ない」と諦めていませんか?確かに思春期は心身ともに大きな変化を迎える時期です。ホルモンバランスの変化や心理的な成長に伴い、感情の起伏が激しくなることは自然なことです。しかし、その変化がお年頃のせいだけではないかもしれないのです。 実は「子どもの反抗期 栄養」には深い関係があることが、近年の研究で明らかになってきています。思春期の子どもたちの心の不安定さや攻撃的な態度の背景には、深刻な栄養不足が隠れていることが少なくないのです。 思春期の体が求める圧倒的な栄養量 思春期のお子さんは、身体の成長が著しい時期にあります。身長が伸び、筋肉量が増え、骨が太くなり、内臓も成熟していく。この急激な成長には、想像以上の栄養が必要です。 どんどん食べても、どんどん消費されていく。これが思春期の体の特徴です。大人が同じ量を食べれば太ってしまうような食事量でも、成長期の子どもにとってはちょうど良い、あるいは足りないということさえあるのです。 特に、タンパク質、ビタミン、ミネラルは圧倒的に不足しがちです。タンパク質は筋肉や臓器、皮膚、髪、爪など、体のあらゆる部分を作る材料となります。ビタミンは体内の様々な化学反応を助け、エネルギー代謝や免疫機能を支えます。ミネラルは骨や歯を作るだけでなく、神経伝達や筋肉の収縮、ホルモンの合成など、生命活動の基盤となる働きをしています。 これらの栄養素が不足すると、単に体の成長が遅れるだけでなく、脳の機能にも影響が出ます。神経伝達物質の合成が十分に行われず、感情のコントロールが難しくなったり、集中力が低下したり、イライラしやすくなったりするのです。 現代の子どもたちを取り巻く食生活の問題 成長期に必要な栄養が不足する背景には、現代の子どもたちを取り巻く生活環境があります。 部活や塾で夕食の時間が遅くなる 多くの中高生は、放課後の部活動や塾通いで帰宅時間が遅くなり、夕食を食べる時間が夜の9時、10時になることも珍しくありません。遅い時間の食事は消化に負担をかけ、睡眠の質を低下させます。また、空

BLOG

古くから伝わる健康の知恵、ボーンブロススープの魅力

カナダのことわざが教えてくれる食の知恵 カナダでは昔から「風邪をひいたらチキンスープ」ということわざがあるそうです。これは単なる言い伝えではなく、実際の体験に基づいた生活の知恵なのです。体調を崩して弱っているときでも消化吸収しやすく、しかも栄養満点。昔の人々は科学的な分析などなくても、長年の経験と体感から、チキンスープやボーンブロススープの素晴らしさを知っていたのです。 現代を生きる私たちは、忙しい毎日の中で体調管理に悩むことが少なくありません。特に「朝起きれない 甘え」と自分を責めてしまう方や、「更年期 眠れない」といった睡眠の悩みを抱える方にとって、日々の食事から健康をサポートすることは非常に重要です。 ニューヨークで火がついたボーンブロースブーム ボーンブロススープが一躍脚光を浴びたのは、ニューヨークのビジネスマンたちがその効果に気づいたことがきっかけでした。オシャレで洗練された飲み物であるだけでなく、飲み続けることで体調が明らかに良くなることに彼らは気がついたのです。 朝、コーヒースタンドに寄るように、ボーンブロススタンドに立ち寄ってから一杯のスープを飲み、そしてオフィスへ向かう。これがニューヨークの意識高い系ビジネスパーソンの新しい朝のルーティンとなりました。コーヒーで一時的にカフェインを摂取するのではなく、体の内側から健康をサポートする栄養を取り入れる。この発想の転換が、ボーンブロススープブームを加速させたのです。 実際、朝の目覚めが悪く「朝起きれない 甘え」なのかもしれないと悩んでいる方の中には、実は栄養不足や睡眠の質の低下が原因である場合も少なくありません。特にタンパク質不足は、朝の目覚めの悪さや日中の倦怠感につながることがあります。ボーンブロススープのような消化吸収しやすいタンパク質を朝から摂取することは、一日を活動的に過ごすための土台作りになるのです。 様々な骨で作れるボーンブロース 私がおススメするボーンブロススープは、鶏ガラと手羽先を使って作ります。しかし、実はボーンブロースは豚でも牛でも馬でも羊でも、どんな動物の骨でも作ることができます。それぞれの骨から抽出される栄養素や風味には特徴があり、好みや目的に応じて選ぶことができるのです。 牛骨からは濃厚で力強い味わいのスープができあがり、豚骨からはまろやかでコクのあるスープに。羊骨は独特の風味

上部へスクロール
HOME